Video Unité

映像’18「帰ってきた脱走兵~ベトナム反戦運動・50年目の真実~」_banner

【映像’18「帰ってきた脱走兵~ベトナム反戦運動・50年目の真実~」】

 

1967年11月。米ソ冷戦のさなかに、横浜港からソ連客船に乗り、4人のアメリカ人青年がひそかに出国した。ベトナム戦争に赴くため横須賀に寄港中の米海軍空母「イントレピッド」から、脱走した兵士たちだった。

「私たちはベトナムの戦地で殺し、殺されたくない」―そんな彼らを支援したのは、市民運動団体「べ平連(=ベトナムに平和を!市民連合)」だった。脱走後、東京や京都のメンバー宅に4人を匿い、ソ連経由で中立国のスウェーデンに逃がしたのだった。

その後「ベ平連」は記者会見し、4人自らが脱走の理由を語った映画「イントレピッドの4人」を上映するとともに、脱走の事実を発表したため、大ニュースとなった。

あれから50年。去年10月、脱走兵の一人クレイグ・アンダーソン(71)が日本に帰ってきた。スウェーデン滞在を経て、アメリカに戻ったアンダーソンだったが、当局に逮捕され、懲戒除隊の判決を受けた。脱走は彼の人生を大きく変えたが、「全く後悔していない」と語る。

トランプ政権や沖縄基地問題にも厳しい目を向けるアンダーソン。アメリカ人脱走兵の目をとおして、戦争が決して過去のものではない世界の現実と向き合う。

SCROLL