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映像’18「薬草のタイムカプセル ~奈良・森野旧薬園の四季~」_banner

【映像’18「薬草のタイムカプセル ~奈良・森野旧薬園の四季~」】

 

奈良・大宇陀のかくれ里に、誰にも教えたくない場所がある。それが、日本最古の私立薬草園である「森野旧薬園」だ。カタクリ、シャクヤク、トウキ、ボウフウなど、日本の漢方薬の材料として使われてきた数々の薬草が、四季折々に花や実をつけ、来園者の目を楽しませてくれる。「吉野葛」製造を本業とする森野家は、江戸時代に当時の当主が幕府から貰い受けた種苗を自宅裏山に植え付けて以来、およそ300年にわたって、この薬草園を守り続けてきた。現在、園内の薬草から実際に薬を作ってはいないが、ここにしか生息しない貴重な品種もあり、大手製薬会社からの見学者も多い。まさに「薬草のタイムカプセル」のような場所だ。

番組では、森野旧薬園でおよそ一年に及ぶロケを敢行。美しい映像で、その魅力をたっぷりと伝える。

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